- シャワーを使っていたら、排水口から水があふれてきた
- 浴室や浴槽のお湯が排水されるのが遅い
- 液体パイプクリーナーを使っても解消しない
などとお悩みではありませんか。
お風呂では大量の水を使うため、排水されないと困ってしまいますよね。
そこで今回は、お風呂がつまってしまったときの解消法を解説します。
また、つまらないようにする予防策も紹介していますので、参考にしてくださいね。
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浴室の排水トラップのつまり解消法
排水トラップとは、浴室の洗い場にある排水口です。
排水トラップは、下水道からの異臭や虫の侵入を防ぐために水がたまっています。
構造上、髪の毛や石鹸カス・皮脂汚れなどのつまりが発生しやすい場所です。
排水トラップがつまってしまったときの解消法を3つ紹介します。
①ヘアキャッチャー(排水トラップ)の詰まり
排水トラップには、網目状になったヘアキャッチャーがついていて、髪の毛や大きなゴミが流れていくのを防いでいます。
ここに髪の毛がたまると、石鹸カスや皮脂汚れがたまり目詰まりを起こしてしまいます。
ヘアキャッチャーのゴミを取り除き、使い古した歯ブラシなどで汚れをこすり洗いしてください。
②排水トラップ内部の詰まり
ヘアキャッチャーからすり抜けてしまった髪の毛が、排水トラップ内にたまってしまったり、石鹸カスや皮脂汚れが原因でぬめりが発生したりする場合があります。
排水トラップ内のつまりを解消するには、ヘアキャッチャーを取り外し排水トラップ内の髪の毛を取り除きます。
その後はヘアキャッチャーと同様に、使い古した歯ブラシなどで汚れをこすり洗いしてください。
ぬめり取りには、重曹とクエン酸を使う方法も効果的です。
重曹を3、クエン酸を1の割合で混ぜ排水トラップ内に入れます。
30分ほど放置したら、ぬるま湯などでしっかりと洗い流してください。
重曹とクエン酸を混ぜると炭酸ガスが発生するため、換気をしながら行ないましょう。
③排水配管の詰まり
ヘアキャッチャー、排水トラップ内の掃除をしても流れが悪い場合は、排水管がつまっています。
排水管が詰まっている場合は、ラバーカップ(スッポン)を使ってみましょう。
ラバーカップはつまりを押し流すのではなく、引き戻すように使います。
ラバーカップを排水口にあて、ゆっくりと押し込み勢いよく引き戻します。
数回繰り返しゴポゴポとした音がしなくなったら、つまりが解消した合図です。
固形物が流れてしまった場合や、髪の毛や石鹸カスなどが排水管に固着してしまっている場合は困難になります。
排水管修理業者に依頼しましょう。
浴槽(湯船)の排水栓のつまり解消法
浴槽(湯船)の排水つまりは、ユニットバスと在来工法で違います。
①ユニットバスの場合
ユニットバスの場合、湯船の排水は洗い場にある排水トラップへ流れてきます。
浴槽の排水口にゴミがつまったり、排水トラップまでの配管がつまってしまいます。
排水口を掃除しても流れが悪い場合は、配管がつまってしまっているためラバーカップを使用してつまりを取り除きましょう。
市販の液体パイプクリーナーも、効果があるので使用法を確認し正しく使用してください。
②在来工法の場合
在来工法の場合、浴槽から直接排水管に流れていくケースがあります。
浴槽の下に排水口があると、自分でなおすことが困難になってきます。
先述したラバーカップや市販の液体パイプクリーナーで解消しない場合は、業者を手配しましょう。
お風呂・浴槽の排水つまりの原因3選
お湯を大量に使うお風呂で、なぜつまりが発生してしまうのでしょう。
臭いや虫の侵入を防ぐ役割をしている、排水トラップの特殊な構造も関係しているでしょう。
他にも様々な要因が積み重なって、つまりは発生してしまいます。
①髪の毛
髪の毛が長い方が多いお住まいは、ヘアキャッチャーに髪の毛がつまりやすくなります。
さらに、つまった髪の毛に石鹸カスや垢などが付着し、悪化してしまうケースもあります。
ヘアキャッチャーで受けきれなかった髪の毛が、排水トラップ内や排水配管内に蓄積してつまりが発生すると、解消するのは困難です。
ヘアキャッチャーや排水トラップをこまめにチェックし、掃除をするようにしましょう。
②石鹸カスや皮脂汚れ
石鹸カスや皮脂汚れは、髪の毛などの固形物に絡みついたり、排水トラップや排水配管にこびりつきます。
放置してしまうと固まってしまい、つまりの原因になってしまうのです。
③固形物
詰め替え用ボトルのキャップや髭剃りの替え刃、掃除用のスポンジなどの固形物を落としてしまい、放置するとつまりの原因になります。
小さいものなら運よく流れてくれる可能性もありますが、途中で止まってしまうと、それが引き金となり大きなトラブルになってしまいます。
固形物を落としてしまったら、流さずに取り出すようにしてください。
困難な場合は、放置せずに業者に依頼しましょう。
浴槽の排水が遅いを解決!専門家が教える解決方法
浴槽の排水つまりの予防策5つ
お風呂がつまった時の解消法を紹介しましたが、つまらないようにする予防策があります。
難しいものではないので、事前に対策をしておきましょう。
予防策①|ヘアキャッチャーの掃除
ヘアキャッチャーには、たくさんの髪の毛がたまります。
放置すると、髪の毛に石鹸カスや皮脂汚れが付着し、つまりの原因となってしまいます。
2〜3日に1度は掃除をしてきれいな状態を保ちましょう。
予防策②|ヘアキャッチャーカバーを使う
こまめに掃除をするのが面倒な方は、ヘアキャッチャーにカバーをつけるのもいいでしょう。
網目が細かいため、髪の毛やゴミなどをしっかりとキャッチしてくれます。
取り換えが簡単なネットやシートタイプのものが市販で売っています。
使い捨てになっているため、お掃除が簡単になりますよ。
予防策③|排水トラップの掃除
排水トラップには、ヘアキャッチャーからすり抜けてきた髪の毛やゴミなどが蓄積されます。
そこへ石鹸カスや皮脂汚れが付着し、ヘドロやぬめりを発生させます。
ヘドロやぬめりが排水管内に流れてしまうと、大きなトラブルにつながってしまうため、排水トラップの清掃をすることをおすすめします。
パーツをすべて外して洗う方が効果的ですが、難しい場合はそのまま掃除をしてください。
1週間に1度程度は掃除をするようにしましょう。
予防策④|液体パイプクリーナーを使う
つまった時に使用するイメージがあるかもしれませんが、予防策のために使った方が効果的です。
説明書の使用法を守って、正しく使うようにしましょう。
液体パイプクリーナーを使用した際には、しっかりと大量の水で洗い流すようにしてください。
液体が排水管の途中で固まってしまうと、きれいにしたつもりが逆につまりの原因になってしまいます。
予防策⑤|定期的な排水管清掃
最近では、家庭用高圧洗浄機で排水管の清掃ができますが、想像以上に難しいものです。
専門業者の高圧洗浄機は水圧が強く、しっかりと排水管内の汚れを除去してくれます。
こちらは数年に1回程度で大丈夫ですので、まだやられていないのであれば1度清掃しておくと安心できますよ。
また、つまりが取れない場合は、業者を手配して徹底的に清掃してもらいましょう。
排水管内の高圧洗浄や、業務用洗剤を使用し本格的に清掃してくれるます。
料金が心配であれば、見積り無料の業者もありますから原因を調べてもらいましょう。
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