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給湯器がガス臭いと感じたときの安全な対処策と原因を専門家が徹底解説

給湯器がガス臭いと感じたときの安全な対処策と原因を専門家が徹底解説

給湯器からのガス臭いと感じたとき、どのように対応したらよいのでしょうか?

給湯器のガス漏れは火災を引き起こす危険性をはらんでおり、あなたやあなたの家族、そしてご近所の方々の命に直接関わる大きな問題です。

本記事では、給湯器からガス臭いがする際に即座にとるべき4つの対応策と、その原因について解説します。

さらに、その他の異臭についても解説します。

これらの知識を身につけておけば、いざというときに迅速かつ安全に対応できるようになります。

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給湯器がガス臭いと感じたときの4つの対応策

給湯器からガスの臭いがすると、とても不安になりますよね。

そこでこの記事では、給湯器がガス臭いと感じたときに行うべき4つの対処法を解説します。

ガスはとても危険なため、しっかりと確認してくださいね。

対応策①|ガス栓を閉じる

001 ガス栓を閉める

最初にとるべき行動は、何よりも安全を確保することです。

まずは、ガス栓を閉めてガスの供給をとめましょう。

給湯器のガス栓は、給湯器のすぐ下に設置されていますので確認してみてください。

給湯器の下にない場合は、ガスメーターの近くに設置されています。

戸建ての場合は外壁面に、集合住宅の場合は玄関近くのパイプシャフトの中にあります。

また、ガス栓を閉めた際には、ガス会社や管理会社にも連絡をすると迅速な対応が可能になり、より確実に安全を確保することができます。

ガス栓を閉めてもガスの臭いが引き続きする場合は、近隣に住んでいる方にも声をかけるようにしてください。

対応策②|換気をする

002 換気をする

室内がガス臭いときは、換気を行いましょう。

窓を全開にして室内の空気の入れ替えをしてください。

換気扇や扇風機は、スイッチ操作の際に引火する可能性があり危険なため、絶対に使用しないでください。

換気は、必ず窓を開けて行うようにしましょう。

室内の換気は、ガス濃度を低下させるだけでなく、火災や爆発の危険性を減少させます。

ただし、換気を行う際には、火花を生じる可能性のある電化製品の使用を控えるようにして下さい。

対応策③|給湯器本体と給排気口のチェック

003 給湯器本体と旧排気口のチェック

気が終わったら、給湯器本体と給排気口のチェックを行います。

給湯機本体から水漏れしていないか、焦げ臭くないかなどを確認してください。

給湯器本体に異常があれば、ガス漏れの可能性も考えられます。

また、給排気口が塞がっていたり排気がうまく行われていなかったりすると、不完全燃焼を起こしてガス臭くなる場合があります。

給湯器本体のチェックは外観だけでなく、接続部分やホースに亀裂や損傷がないかも確認してください。

給排気口の詰まりは、給湯器の性能を低下させ危険な状態を引き起こすことがあります。

葉っぱなどが詰まっている場合は、取り除いてください。

給湯器本体の異常を発見した場合には、専門業者に連絡してください。

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対応策④|専門の業者へ連絡する

004 専門の業者へ連絡する

上記の対応を行ったあとは、すぐに専門の業者へ連絡しましょう

ガス漏れは火災の原因になる重大な事態ですので、専門業者に点検してもらう必要があります。

仮に不具合の原因が特定できた場合でも、必ず専門業者に点検してもらいましょう。

専門業者は、ガス漏れの原因を特定し適切な修理をしてくれます。

ガス会社や専門業者は24時間対応しているため、遠慮せずに連絡するようにしましょう。

ガス漏れの際は、自己判断せず迅速に専門業者に相談することが最も重要です。

給湯器がガス臭い4つの原因

給湯器を使用しているときに、ガスの臭いを感じたときはありませんか?

使用中にガスの臭いがするのは、給湯器に異常があるからです。

なぜ給湯器からガスの臭いがするのか、4つの原因をじっくりと見ていきましょう

給湯器がガス臭い原因1:不完全燃焼

ガス臭さを感じる一つ目の原因は、給湯器の不完全燃焼です。

ガスが完全に燃えると無臭になるのですが、何らかの原因で燃焼が妨げられると正常に燃焼せず不完全燃焼を引き起こします。

主な原因としては、「給湯器の給排気が正常に行われない」「給湯器内で水漏れ」などがあります。

経年劣化も原因の一つで、10年以上使用している場合は交換も検討しましょう。

給湯器がガス臭い原因2:ガスの残量不足

二つ目の原因は、意外に思われるかもしれませんがプロパンガスの残量不足です。

プロパンガスには着臭剤によって臭いがついていて、プロパンガスの残量が不足すると着臭剤の濃度が濃くなるためガスの臭くなります

契約しているガス会社に連絡して補充を依頼するようにしましょう。

集合住宅などの場合は、管理会社に連絡して下さい。

給湯器がガス臭い原因3:ガス漏れ

三つ目の原因は、最も危険で警戒すべきガス漏れです。

給湯器の周囲や室内でガスの臭いを感じたら、すぐにガスの元栓を閉めて窓を開けて換気をしてください

換気をする際には、換気扇や扇風機などの家電製品は絶対に使用しないでください

窓を開け安全な場所へ避難したら、ガス会社や消防署に連絡しましょう。

ガスの臭いがする周辺では絶対に火をつけないでください

給湯器がガス臭い原因4:給湯器の部品破損

四つ目の原因は、給湯器の部品破損です。

給湯器は複雑な構造をしており、その中の部品の劣化や破損があるとガスが漏れ出したり、燃焼が不完全になったりして結果としてガス臭いが発生します。

また、ガスのバルブやノズルなどが老朽化や損傷してしまっていると、ガス漏れを起こすためガス臭くなります。

これらの部品は自分で修理することは難しいため、専門の技術を持っている業者に依頼しましょう。

給湯器の部品が破損しているかもしれないと感じたら、専門業者に見てもらうことをおすすめします。

給湯器から出るその他の異臭とその対処法

ガスの臭い以外にも給湯器からは様々な異臭が出ることがあります。

「これは何の臭い?」と疑問を持ったときに正確に原因を把握しておくと、適切な対処が可能となります。

それでは、生臭い、焦げ臭い、酸っぱいといった給湯器から出るその他の異臭についてみていきましょう。

給湯器からの生臭い、焦げ臭い、酸っぱいにおいの原因

生臭い場合

長期間給湯器を使っていなかった場合、給湯器内部に溜まっていた水が腐食して微生物が繁殖している可能性があります。

毎日使用していればこのような問題は起こりませんが、数週間使用しなかった場合にはこのような問題が起こる可能性があります。

焦げ臭い場合

給湯器の内部が焦げていることが原因で、これは大きな問題です。

給湯器内部で漏水が起こって電気系統がショートしていたり、内部に溜まったゴミやホコリが原因で不完全燃焼しているかもしれません。

酸っぱい臭いがする場合

給湯器内部の部品が腐食している可能性があります。

長い期間使用している給湯器であれば部品の劣化が進んでいる可能性が高く、放置しているとガス漏れを起こす可能性が高くなります。

その他の異臭の対処法

それぞれの異臭が発生した場合、どのような対処が必要か簡単に説明しますね。

生臭い場合

給湯器本体下部にある水抜き栓で水を抜くか、しばらくお湯を出し続けると解消します。

それでも解消しない場合は、部品の不具合も考えられるため業者に点検してもらいましょう。

焦げ臭い場合

電気系の異常やゴミやホコリなどによる不完全燃焼は、業者に見てもらうのが最善の対策です。

使用を続けると火災や爆発の危険があるため、使用せずに業者に点検してもらいましょう。

酸っぱい臭いがする場合

内部部品の点検は、全面のカバーを外す必要があります。

早めに業者に連絡をし、点検をお願いしましょう。

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給湯器がガス臭いときに絶対にやってはいけない4つの行動

給湯器からガスの臭いがしてきたときは、ガス漏れの可能性があり非常に危険な状況です。

ここでは、給湯器からガス臭い匂いがする際に絶対にしてはならない4つの行動について、詳しく説明します。

周辺で火を使う

給湯器からガスの臭いがする場合、最初に避けるべきは周辺での火の使用です。

当たり前ですがガスが漏れている状況で火を使うと、大規模な火災や爆発を引き起こす可能性があります。

たとえば、キッチンでの調理中にガスの臭いに気づいた場合、すぐにコンロの火を消してください。

また、マッチやライター、アロマキャンドルなども使用しないでください。

これらの火源は、漏れているガスに引火し、重大な事故につながる危険性があります。

電気スイッチの操作

意外かもしれませんが、ガス漏れが疑われる状況での電気スイッチの操作は、非常に危険です。

電気スイッチを入り切りする際に発生する微細な火花が、ガスと接触することで引火する可能性があります。

たとえば、部屋の照明やテレビ、その他の電気機器のスイッチ操作は、絶対に避けるべきです。

また、ガスの臭いを外に逃がすために、換気扇や扇風機を使用するのも厳禁です。

このような行動は、予期せぬ火災や爆発を引き起こすリスクを高めてしまうため、換気の際は2ヶ所以上窓を開けるようにしましょう。

携帯電話や電子機器の使用

携帯電話やその他の電子機器は、使用時に微小な電気的な火花を発生させることがあります。

火花がガスに引火すると、火災や爆発のリスクが高まります。

ガス漏れが疑われる場合は、部屋を離れて安全な場所に移動し、その後で携帯電話を使用することをお勧めします。

自己判断での修理

給湯器からガス臭い匂いがする場合、自分で修理を試みるのは非常に危険です。

ガス漏れの原因となる問題は、専門的な知識と技術が必要であり、誤った対応は状況を悪化させる可能性があります。

例えば、ガスの接続部分やバルブの調整を自分で行うと、さらなるガスの漏れを引き起こすことがあります。

したがって、ガス漏れを疑う状況では、速やかに専門の技術者に連絡し、対応を依頼することが最も安全です。

 

これらの行動を避けることで、ガス漏れによる火災や爆発のリスクを最小限に抑え、自身と周囲の安全を確保することができます。

もし給湯器からガスの臭いがすると感じた場合は、すぐに専門業者に相談し適切な対応をとるようにしましょう。

安全は何よりも優先されるべきであり、これらの措置は未然に事故を防ぐために大切な行動です。

給湯器がガス臭いときは使用しているガスの種類で対処は違うのか

給湯器からのガス臭い匂いは、ガスの種類によって対処方法が違う部分があります。

一般的に家庭で使用されるガスには、都市ガスとプロパンガスの二種類です。

それぞれのガスにおける対処方法を理解することは、適切な安全対策をとる上で重要です。

都市ガスの場合

都市ガスは主にメタンを主成分とし無色無臭ですが、安全のために臭いが付加されています。

都市ガスの漏れを感知した場合、まずはガスの元栓を閉めることが重要です。

これにより、漏れているガスの流出を止められます。

次に窓やドアを開けて換気を行い、ガスを室外に排出します。

その後、絶対に火を使わず、電気製品のスイッチ操作も避けてください。

安全が確認されるまで、ガス器具の使用は控え、すぐにガス会社や専門の修理業者に連絡を取ることが重要です。

また、避難する際はガスが高いところに溜まっているため、しゃがんで移動するようにしてください。

プロパンガスの場合

プロパンガスは都市ガスよりも重いため、漏れると床近くにたまりやすく、換気に注意が必要です。

プロパンガス漏れを感知した場合も、まずガスの元栓を閉め室内の換気を行います。

換気は、特に床近くの空気を循環させるようにする必要があります。

プロパンガスは爆発のリスクが高いため、火の使用や電気製品の操作は絶対にしてはいけません。

そして、専門の修理業者に連絡しガス漏れの原因を特定し、修理を行ってもらうようにしましょう。

また、避難する際はガスが下に溜まっているため、立ったまま異動するようにしてください。

給湯器がガス臭いときには使用を中止し業者に点検依頼をしましょう

給湯器がガス臭いと感じたときや少しでも臭いが気になるのであれば、安全を確保するためにすぐに使用を中止しましょう。

もしもガスが漏れている場合、給湯器の使用を続けると火災や爆発などの大きな危険を伴います。

「そんなに心配するほどじゃないかも…」と思うかもしれません。

給湯器が使えないと不便さを感じるかもしれませんが、安全を確保することのほうが大切ではないでしょうか。

すぐにでもガス会社や専門業者に連絡をして、給湯器の点検を依頼しましょう。

プロの目で見てもらうことで、小さな問題でも見落とすことなく対処することができます。あなたの日常生活を守るために、どんな小さな異変も見逃さないことが大切です。

給湯器がガス臭いと感じたときは、まずは自分と家族の安全を確保しましょう。

そして業者による点検を受けることを心がけましょう。

 

 

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