【プロが伝授】トイレのレバーが空回りする3つの原因と修理方法・料金を解説！

トイレのレバーが空回りして、困っていませんか。

この記事では、トイレのレバーが空回りする3つの原因と修理方法を解説していきます。

また料金目安や、部品の選び方と注意点についても水回りのプロの東海水道メンテナンスが詳しく解説します。

それでは、一体どのような問題があるのか、どうやって対処すれば良いのか、詳しく見ていきましょう。

トイレの水漏れ・つまり・修理の料金とサービス内容

トイレのレバーが空回りするときの3つの故障原因

トイレのレバーが空回りする原因は、

• レバーの軸が破損している
• 鎖が切れている
• フロートバルブの根元が破損している

の３つが主な原因です。

それぞれ詳しく解説します。

原因①｜レバーの軸が破損している

トイレのレバーが空回りする1つ目の原因は、レバーの軸が破損している場合です。

レバーの軸が破損する原因は、経年劣化や使用頻度の多さが考えられます。

トイレのレバーはフロートバルブと鎖でつながっていて、レバーを回すとフロートバルブが引き上げられ水が流れる仕組みになっています。

レバーの軸が破損していると、鎖を引っ張れないため空回りしてしまいます。

トイレのレバーが空回りする場合は、トイレタンクのふたを開けてレバーの軸が破損していないかを確認してください。

原因②｜鎖が切れている

トイレのレバーが空回りする2つ目の原因は、鎖が切れている場合です。

鎖が切れる原因はレバーの軸の破損と同様で、経年劣化や使用頻度の多さが考えられます。

トイレのレバーには、フロートバルブを引き上げるために鎖がついていて、鎖が切れているとレバーが正しく機能せず便器に水が流れなくなります。

トイレのレバーが空回りしている場合は、トイレタンクのふたを外して鎖が切れていないかを確認して下さい。

原因③｜フロートバルブの根本が破損している

トイレのレバーが空回りする3つ目の原因として考えられるのは、フロートバルブの根本が破損している場合です。

フロートバルブの根本が破損する原因としては、経年劣化が考えられます。

フロートバルブは水の流れを制御するためのふたで、根本が破損すると正常に動作しないためレバーが空回りしてしまいます。

トイレのレバーが空回りしている場合は、フロートバルブの根本が破損していないかトイレタンクのふたを外して確認してください。

トイレのレバーを修理するときの料金目安

トイレのレバーを修理するには、どのくらいの料金がかかるのでしょうか。
トイレのレバーの修理は専門業者に依頼するのが一般的ですが、DIYでの交換も可能です。

それぞれどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

自分で交換・修理をする際の費用

トイレのレバーを自分で交換・修理する場合の費用は、部品代と工具代です。

レバーの値段は1,500円から3,000円程度で購入できます。

レバーの取り外しや取り付けは、それほど専門知識は必要なく簡単な作業です。

取り外し方や取り付け方については、インターネット上で様々な情報が公開されているため、DIYが好きな方にとってはお得に交換できますよ。

専門業者に依頼する際の費用

トイレのレバーの交換・修理を専門業者に依頼する場合、DIYと比べると費用は若干高くなります。

専門業者によって料金は異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較するようにしましょう。

専門業者に依頼すると、部品代と作業料金などが請求されます。

作業料金は数千円程度が一般的で、10,000円以上の作業料金がかかる業者は依頼しないようにしてください。

トイレのレバーが空回りするときの修理方法

トイレのレバー修理には難しい専門的知識は必要ないため、DIYに挑戦してみるのもいいでしょう。

トイレのレバー交換、鎖やフロートバルブの修理方法をそれぞれ詳しく解説します。

トイレのレバーの交換

トイレタンクに水が補給されないように、止水栓もしくは、水道の元栓を閉めます。

トイレタンクのふたを外し、鎖を引っ張りタンクの水を抜いてください。

モンキーレンチ、またはウォータープライヤーを使用して古いレバーを取り外し、新しいレバーを取り付けます。

レバーをしっかりと固定し、鎖の長さを調節しレバーの軸につなげます。

レバーを回し、フロートバルブが動作すれば交換完了です。

止水栓を開けトイレタンクに水をためて、実際に動作確認をしてください。

鎖の交換

トイレタンクに水が補給されないように、止水栓もしくは、水道の元栓を閉めます。

トイレタンクのふたを外し、フロートバルブを持ち上げて水を抜きます。

古い鎖を取り外し新しい鎖を取り付けます。

鎖を取り付ける際は、適切な長さに調整しフロート弁とレバーに接続してください。

鎖が短すぎるとフロートバルブが閉まらず、トイレタンクに水が貯まりません。

逆に長すぎるとレバーを回した時にフロートバルブが動作しません。

接続ができたら止水栓を開けタンクに水をためて、レバーを回した時に水が流れれば大丈夫です。

フロートバルブの交換

トイレタンクに水が補給されないように、止水栓もしくは、水道の元栓を閉めます。

トイレタンクのふたを外し、タンクの水を抜きます。

古いフロートバルブを取り外し、新しいフロートバルブを取り付けます。

鎖を適切な長さに調節し接続します。

レバーを回してフロートバルブの動作を確認したら、止水栓を開け実際に水が流れるか確認してください。

トイレのレバーを修理するときの部品の選び方と料金・注意点

トイレのレバーを修理する際には、適切な部品を選ばなければいけません。

間違えた部品を取り付けてしまうと、正常に動作しなかったり水漏れの原因となったりします。

ここでは、部品の選び方と料金、そして注意点を解説します。

部品の選び方

トイレのメーカーや型式に合った部品を選ばなくてはいけません。

部品の適合性を調べる方法は、トイレの取扱説明書を参照するか、トイレのメーカーのウェブサイトでも調べられます。

料金

トイレのレバーの修理の料金は、修理業者や地域によって異なります。

修理の料金には、部品代と修理工賃が含まれています。

修理工賃は業者によって異なるため、事前に見積もりを依頼しておくようにしましょう。

注意点

トイレのレバーを修理する際の注意点をいくつかご紹介します。

必ず止水栓を閉めてから、作業を行うようにしましょう。

止水していない状態で修理を行うと、交換時に水漏れしてしまう可能性があるため危険です。

また、トイレのレバーを修理する際には、適切な工具を使用しましょう。

トイレのレバーの修理が困難なときは業者に依頼

トイレのレバーの修理は簡単な作業です。

DIYで出来る作業ではありますが、パーツの取り外しや組み立ての手順に戸惑う場合もあります。

そんな時は、プロの業者に依頼するのがオススメです。

専門知識と経験を持った業者ならば、短時間で確実に交換作業を行ってくれます。

また、自分で交換せずに業者に頼むと、思わぬトラブルに合うリスクもなくなります。

交換作業には適切な工具や部品を揃えなくてはいけませんが、業者に頼むとその手間がはぶけるため、時間の節約ができますし手間がかかりません。

まずは業者に相談してみて、プロの手でスムーズな交換作業をしてもらいましょう。